桶谷式とは

桶谷式とは、助産師桶谷そとみ先生(1913〜2004)が、考案した乳房マッサージと母乳育児方法です。

 経緯

桶谷そとみ先生は、第二次世界大戦中、助産師として仕事をしていた満州(現・中国東北部)で、栄養状態が悪いために命を失う乳児を目の当たりにして、「母乳さえ出れば…」と痛感し、寝食を忘れて母乳を出す方法に取り組み、試行錯誤の中で独自の乳房マッサージ法あみだしました。
満州から引き揚げ後、桶谷そとみ先生は、富山県高岡市で助産院を開業し、日々母子への援助を行いながら戦争中の貴重な体験を、桶谷式乳房管理法として完成させていきました。
平成16年に桶谷そとみ先生は、ご逝去されましたが、現在も、桶谷式は受け継がれ助産師の資格を持ったものが研鑽会の研修センターで所定の研修を受け、認定を習得し、全国の相談室や病産院で桶谷式に基づいた母乳育児支援を行っています。
現在は、600人を超える認定者がおり、相談室も全国に300ケ所以上あります。
      

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